KAIZENの金一封で購入したのがこちら。
ZENITHのShore Master 110(ショアマスター11F)です。
ホントはXESTAのRUNWAY10MHを見に行ったんですが、店長が真顔で勧めて来るので
騙されたと思って、購入してしましました…
主に40グラムのジグを力まずロングキャストできて、さらにトラブルレスらしい。
ラインは1.5号以下、リールはシマノで言う、3000~4000番専用。
真っ黒でロゴも飾り気が無い。グリップも今時のロッドからすれば平凡。
が、正直皆さんにもお勧めしたいと思うほどの良い品でした。
目を引くのが3つのガイドからなるSFGT(ストレスフリーガイド・トランセンド)
このガイド、ラインの接触点が増えるゆえ、飛距離が落ちるイメージがあったのですが
使ってみてなるほど、良さがわかりました。
通常、リールから放出されるラインのループは複数のガイドを通る事で収束され1直線となるが
SFGTの場合、SFGT1箇所でループが収束。これにより2番ガイド以後の抵抗が劇的に減っている。
また、一直線状のラインは風やキャスト後のロッドブレといった影響を受けにくく
結果として飛距離UP、トラブルレスになっている感じ。
ガイド数は9個。6~8番はLDBガイドを装備し徹底的にトラブルレスを追求しています。
(現行は全てKガイドになってます)
11fのロッドにしては頼りないほど軽量となっているが、張りがあってアクションも付けやすい。
連投による疲労も少ない。バットは強靭で30cmのソウダでは手があまる感じです。
欠点も無いわけじゃない。
まず、SFGTのフレームがすぐに錆びます…せめてチタン製にしてくれと思った。
4000番のリールでもキャスト時にラインがブランクスを叩きます。
SFGTはこのサイズしか無いらしいがもう少し足を高くしてもらいたい。
ということでいくつか欠点もあるが、このロッドにしてからキャストブレイクは一度もありません。
高価なジグを躊躇無くフルキャストできるようになりました。
他の物はもう使えないと思うほど絶賛してます。オススメします。